2007年5月17日から22日までの6日間、東京吉祥寺のにじ画廊にて11年ぶり五回目の個展を開催しました。
"wonderful world beautiful people"
クリバリユミコ@2007
もしも、現代にエデンの園があったら、こんな人々たちが生活していたのではないでしょうか。花と人、音楽、色彩。園にあふれる豊さと変化にとんだ世界をイメージして制作しました。神は世界を6日で創造したと聖書に書かれています。宇宙、海、自然界の動物や植物、あらゆるものを6日でつくりあげるとは、どんなエネルギー・どんな創造力でしょう。 豊かな環境をすっかり整えてから人間を最後に創られました。エデンの園では平和で愛があふれ、調和し、光に満ち溢れていたのです。
 あらゆるクリエイションの原点は神にあり。 私は6日で世界を創造することはできませんが、与えられたインスピレーションを形にすることを何よりもの喜びと楽しみにしていきたい。神も喜び楽しみながら世界と人間を作り出したのだから.

撮影 広路 和夫





階段を上がってすぐのコーナー。小品が並んでいます。机の上にはポートフォリオと小さな手作りの本が置かれています。
   

次のコーナーは着せ替えをテーマに。
最初の三点は、切り抜くと着せ替え遊びが本当にできるんです。(笑)
メンズの着せ替えは斬新!と友人のイラストレーターさんに褒められました。(笑)
作品の大きな画像はギャラリーのページににありますので探してみて下さいね。

8号のリキテックスキャンバスに書かれたエデンの園の住人たち。園の象徴として帽子や髪飾り、ネクタイの柄などにお花が登場します。

こちらはちょっとダークな色彩のコーナーです。
黒という色の面白さにとても魅力を感じました。
中央はpaco de lucia という、スペインが誇る大ギタリストを描いたものです。すばらしいギターテクニックはもちろんのこと、アーティスティックな表現力にクリバリは魂をわしづかみにされました。その音楽に対する真摯な姿勢はアーティストとして尊敬しています。今回は彼の音楽を聴きながら制作したので、ちょっとフラメンコちっくな影響がそこかしこにちりばめられているのです。

最後はキリスト教をテーマにした作品のコーナー。左の二点は”みたまさん”という自作の絵本の原画です。ダミー本も展示していました。
右の二点はクリスマスカード用に書いた小さな作品です。

手作りのショッピングバックやTシャツ、ポストカードの販売も行いました。ラベルのイラストを描いたろばやさんのおいしい自然栽培の珈琲や紅茶なども。


11年ぶり、ということもありコンセプトや作品の方向性を決めるのに時間がかかりました。また制作のペースもすっかり勘をなくしてしまい、どのくらいのスピードで制作していっていいのものやら、で最後はお決まりの大慌て状態。今度はまた近いうちに是非やりたいです。
イラストレーターという仕事を考えた時に、やはり仕事上でどう展開できるのか、どういった提案ができるのかということを作品を創る時に無視できないのですが、それを考え始めるとコンセプトと合致しない点がでてきます。しかし人生は一度きり。やはり好きなものを好きなように表現するということに最終的にはなりました。

クリスチャンとしての信仰を持ち初の個展となりました。クリスチャン関係の新聞、雑誌の取材をはじめて体験しました。私の様なクリスチャンになってまだ経験も浅い者にフォーカスを当てていただいたことに感謝します。聖書的なテーマのものを描いてみたいという願いはありますが、まだまだ勉強不足で表現しきれるかどうか自信がありません。信仰は私の根幹に関わる故、中途半端なものにしたくないという思いがあります。

自分自身としてはノンクリスチャンの人にキリストのメッセージを伝えることができる表現者を目指しています。宗教的なモチーフを描くことも素敵ですが、さりげない日常の中に今もおられるキリストの香りを漂わせることができれば、と思います。